1 | 時によりすぐれば民のなげきなり八大竜王あめやめ給へ | 344 | (31.7%) |
2 | 紅のちしほのまふり山のはに日の入る時の空にぞありける | 334 | (30.8%) |
3 | 時ニヨリ過グレバ民ノ歎キナリ八大龍王雨止メ給ヘ | 134 | (12.3%) |
4 | 時によりすぎればたみのなげきなり八大龍王雨やめたまへ | 73 | (6.7%) |
5 | 世の中は常にもがもな渚こぐあまのを舟の綱手かなしも | 55 | (5%) |
6 | 塔をくみ堂をつくるも人のなげき懺悔にまさる功徳やはある | 36 | (3.3%) |
7 | 大海の磯もとゞろによする波われてくだけてさけて散るかも | 21 | (1.9%) |
8 | 桜花咲きてむなしく散りにけり吉野の山はただ春の風 | 12 | (1.1%) |
9 | 箱根路をわれ越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄るみゆ | 5 | (0.4%) |
10 | ほのほのみ虚空にみてる阿鼻地獄行方もなしといふもはかなし | 4 | (0.3%) |
10 | もののふの矢並つくろふ籠手の上に霰たばしる那須の篠原 | 4 | (0.3%) |
10 | 世の中は鏡にうつるかげにあれやあるにもあらずなきにもあらず | 4 | (0.3%) |
13 | 梅が香を夢の枕に誘ひきてさむる待ちける春のはつ風 | 3 | (0.2%) |
14 | ものいはぬ四方の獣すらだにもあはれなるかなや親の子を思ふ | 2 | (0.1%) |
14 | 夕月夜おぼつかなきを雲間よりほのかに見えしそれかあらぬか | 2 | (0.1%) |
14 | ものいはぬ四方の獣すらだにもあなれなるかなや親の子を思ふ | 2 | (0.1%) |
14 | はかなくて今宵明けなば行く年の思ひ出もなき春にや逢はむ | 2 | (0.1%) |
14 | 吹く風の涼しくもあるかおのづから山の蝉鳴きて秋は来にけり | 2 | (0.1%) |
14 | 今朝みれば山も霞みてひさかたの天の原より春は来にけり | 2 | (0.1%) |
14 | 大海ノ磯モトドロニヨスル波ワレテクダケテサケテ散ルカモ | 2 | (0.1%) |
14 | 我こころいかにせよとか山吹のうつろふ花のあらしたつみん | 2 | (0.1%) |
14 | 空や海うみや空ともえぞわかぬ霞も浪もたちみちにつつ | 2 | (0.1%) |
14 | 宮柱ふとしきたててよろづよにいまぞ榮えむ鎌倉の里 | 2 | (0.1%) |
14 | 見てのみぞおどろかれぬる烏羽玉の夢かと思ひし春の残れる | 2 | (0.1%) |
14 | ゆひそめて馴れしたぶさの濃紫思はず今もあさかりきとは | 2 | (0.1%) |
26 | 旅をゆきし跡の宿もりおのおのに私あれや今朝はいまだこぬ | 1 | (0%) |
26 | 世も知らじ我も得しらず唐國のいはくら山にたき木こりしを | 1 | (0%) |
26 | あづさ弓いそべにたてる一つ松あなつれづれげ友なしにして | 1 | (0%) |
26 | 来む年も頼めぬうはの空にだに秋風吹けば雁は来にけり | 1 | (0%) |
26 | わたのはら八重の潮路に飛ぶ雁のつばさの波に秋風ぞ吹く | 1 | (0%) |
26 | 神といひ仏といふも世の中の人のこゝろのほかのものかは | 1 | (0%) |
26 | 鶴のゐるながらの濱の濱風に萬代かけて波ぞ寄すなる | 1 | (0%) |
26 | 浮き沈みはては泡とぞなりぬべき瀬々の岩波身をくだきつつ | 1 | (0%) |
26 | 我宿ノマセノハタテニハフ瓜ノナリモナラズモ二人ネマホシ | 1 | (0%) |
26 | 神トイヒ仏トイフモヨノナカノ人ノ心ノホカノモノカハ | 1 | (0%) |
26 | 現とも夢ともしらぬ世にしあれば有りとて有りとたのむべき身か | 1 | (0%) |
26 | はかなくて今宵明けなば行く年の思ひ出もなき春にや逢はなむ | 1 | (0%) |
26 | うち忘れはかなくてのみ過ぐしきぬあはれと思へ身につもる年 | 1 | (0%) |
26 | 吹く風は涼しくもあるかおのづから山の蝉鳴きて秋は来にけり | 1 | (0%) |
26 | いとほしや見るに涙もとどまらず親もなき子の母を尋ぬる | 1 | (0%) |
26 | 天のした八隅(やすみ)のなかに一人ますしまの大君よろづよまでに | 1 | (0%) |
26 | 散り残る岸の山吹春ふかみ此ひと枝をあはれといはなむ | 1 | (0%) |
26 | 笹の葉に霰さやぎてみ山べはみねの木がらししきりて吹きぬ | 1 | (0%) |
26 | 萩の花くれぐれ迄もありつるが月出でて見るになきがはかなさ | 1 | (0%) |
26 | 大海の磯もとどろに寄するなみわれてくだけてさけて散るかも | 1 | (0%) |
26 | もの言はぬ四方のけだものすらだにもあはれなるかなや親の子をおもふ | 1 | (0%) |
26 | 旅をゆきしあとの宿守おのおのにわたくしあれや今朝はいまだ来ぬ | 1 | (0%) |
26 | 玉くしげ箱根のみうみけけれあれや二国かけてなかにたゆたふ | 1 | (0%) |
26 | ハルサメノ露ノヤドリヲ吹ク風二コボレテ匂フヤマブキノ花 | 1 | (0%) |
26 | 天の原ふりさけ見ればます鏡きよき月夜に雁なきわたる | 1 | (0%) |
26 | われのみぞ悲しとは思ふ波の寄る山の額に雪の降れれば | 1 | (0%) |
26 | 流れ行く木の葉のよどむえにしあれば暮れての後も秋の久しき | 1 | (0%) |
26 | 世の中は鏡にうつる影にあれやあるにもあらず無きにもあらず | 1 | (0%) |
26 | 山は裂け海はあせなむ世なりとも君にふた心わがあらめやも | 1 | (0%) |
26 | 春雨ニウチソボチツツアシビキノヤマ路ユクラム山人ヤ誰 | 1 | (0%) |